ドリームと私(2015年)

ドリームと私(遠藤 敏夫)

 2003年の或る日、私は心療内科に通院をしていました。  お薬を受け取りにベンチで待っていました。その時、私のところに立石さんが来て、「遠藤さん、毎日なにをしているの」と、言われたので、「私は、何もしていません」と、そしたら「今日、赤十字にコーラス部ができたから、どう」と、誘って下さいました。でも、「私、歌なんてダメです」と、言うと、「口パクでもいいんだ」と、言って下さいました。  多分、私がボーとして、間抜けな感じだったので、立石さんは、心配して、声を掛けて下さったのだと思います。  見学だけでもと思って、見に行きました。その時、男性陣は8人位居たので、入部しました。1年くらいすると、1人

ドリームと私(鈴木 芳子)

 平成15年3月、糖尿病の講義終了後、「ドリーム」の申し込みが、目に入り、即座に入部を致しました。 これが、私と、ドリームの出会いです。 さまざまな病を持たれた方々のお仲間に入れて頂き、元気百倍になりました。 歌の勉強をしたことのない私が、毎月の練習が待ち遠しく、こころ豊かに、明るく、癒やされ、皆様との楽しい語らいは、一瞬病のことも忘れ、幸せなひと時です。  毎年、クリスマス会など等、入院患者の皆様に、私達の歌を聴いて頂いて、少しはお慰めできたのでは・・・と想っています。 この13年の間、5周年、10周年と大きなイベントが有りました。 いろいろな会に、参加できたことは、考えてもみませんでした。

ドリームと私(新堀 賢司)

 2006年2月、母が脳梗塞で日赤に入院した事がきっかけでドリームを知りました。福川さんのお勧めで、歌の好きだった母のリハビリにと、付き添いを兼ね二人で入会しました。  以来、戸谷先生を中心とする先生方のご指導、福川さん始めボランティアスタッフの皆様のお力で、合唱を通じて歌の素晴らしさ、唄う事の楽しさを知り多くの事を体験させて頂きました。  毎年、新しく歌う曲が決まり、たった月一回の練習を積み重ね、一つのハーモニーになり、伝えたい歌の心が完成されて行く、これは何事にもかえがたい喜びです。  第3回世代をこえて夢コンサートでの小金井吹奏楽団グリーンズと、第一小学校合唱部の生徒さんとの共演、10周

ドリームと私(渡邊 富美)

 平成24年の夏、大分県別府市に居た私は、武蔵野赤十字病院のホームページをアクセスしていました。この年の10月に東京へ引越しが決まっていて、これから先、どの病院に関わって行こうかと、迷いながらのアクセスです。 この時、初めて「ドリーム」の存在を知りました。3年前に大病を患い、体が思うように動かせない状態で、それでも、何かしたい・・・。 東京へ行ったら、コーラスができるかもしれない。 色々な想いを込め、赤十字を選び、ワクワクしながら時を待ちました。  東京に着き、コーラスの練習風景が見られると言うことなので、恐る々、練習声が聞こえるドアを開けました。 目の中に、活き活きとした皆さんの姿が映り、私

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